自律神経と腸を整える方法

前回は自律神経と腸の関係についてお伝えしました。
今回は自律神経と腸を整える方法をご紹介します。

◇起きたらお水か白湯を飲む
起きたらコップ一杯のお水または白湯を飲むことで腸に刺激を与えます。起きたばかりはまだ副交感神経が優位になっています。交感神経に切り替わる前に排便を促しておきます。

◇深呼吸をする
物事に集中している時やストレスがかかっている時は交感神経が優位に働き、呼吸が浅くなります。
深呼吸で多くの酸素を体内に取り込むことで血管が開いて血流が良くなり、身体がリラックスして気持ちもゆったりと落ち着いてきます。

◇朝日を浴びる
朝日を浴びると体の中では「セロトニン」と呼ばれる幸せホルモンが分泌され、自律神経のバランスを整えようと働いたり、すっきりと目覚めさせたり、やる気を出させるなどがあります。
セロトニンは特に腸にたくさんあり、腸のぜん動運動を活発にします。
日頃から腸を整えていれば「幸せホルモン」が出やすくなります。

◇ビタミンやミネラル不足に注意
外食やインスタント食品ではビタミンやミネラルが不足しがちです。
野菜や豆類、海藻類などを積極的に摂るようにしましょう。
それと乳酸菌を摂ると腸内環境が整えられます。

◇軽い運動を心掛ける
朝日を浴びて自律神経のスイッチを入れ、無理のない運動を取り入れることで自律神経が整っていきます。体を動かしながら深い呼吸が出来る程度のペースで行うことで、副交感神経の働きを保ちながら血液が体の末端まで流れ、酸素や栄養が末端の細胞まで届きます。
また運動はストレス発散にもなり、ストレッチなどは腸の活動を活発させる手助けになります。

自律神経を整えるにあたって腸は重要な存在です。
腸の働きをよくし、自律神経のバランスを整える生活を心掛けていきましょう。

ストレスにならないように気楽に試してみて下さい。